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第9話 僕はいらない子※              ◆最初から



2002年6月11日。
 
 
その日は突然やって来た。
FF11サービス開始初の仕様変更バージョンアップである。
 
競売の開始NMの登場不意打ちにDEXボーナスが追加される等……
その中でも一際注目を集めたのが、バインドの効果持続性の修正だった。
私の恐れていたバインド至上主義社会。
それはなんとか、大事に至る前に収束を迎えた。
 
 
……危なかった(´д`)
このまま後ろめたい気持ちを抱いて
コソコソと衣取りに参加しなければならない所だった。
これで堂々と参加できるぜ!
 

 

 

 
……とは言うものの。
バインド無しにどうやってボギーに勝つんだ(゜口゜
 
バインドのおかげで死者が少なかったというのも事実。
ヤツが野放しになればどれだけの死者が……。
ま、まぁなんとかなるさ。
きっと。
 
私は考えるのをやめた。
 
 
 
今回のVUでは、SJ取得クエにもレベル18からという制限が設けられた。
しかしその処置も時既に遅し。
マウラはSJを求める人々でごった返していた。
 
LSでの会話を聞いている分には、セルビナはもっと酷いようだ。
最終アイテムを落とすグールが絶滅するほどの取り合いらしい。
広大な砂丘のどこかにPOPすれば即確保。
そんなわけでグール自体を目にする事が無くなった人々の間で
妙な噂も流れはじめた。
 
「グールのPOPには何か条件があるのではないか」
 
そんな推理が生まれ、結果として
 
「ゴブリンを狩る事がPOP条件」
 
などという風説がさも真実であるかのように広まっていた。
いかに多くの人々がグール発見に苦しんだか、
この藁にもすがるような噂の発生を見るところ、想像に難くない。
 
 
 
一方マウラでは、西海岸・隠し海岸・北東の海岸の発見や
敵自体の強さもあり、なんとかボギーの枯渇に苦しむ事は無かった。
しかしそれでも人は多い。
マウラの大通り両脇には募集待ちの人々が並び、
ゴブトレインからの避難者が更に入り口に集まる。
 
私も新たに顔見知りになりつつあった
Mヒュム♀(以降、無無)・Aタル♀(以降、和田)・Fヒュム♂(以降、飛行)と
募集待ちの肉壁の一部となりながらアライアンスにまぎれていた。
 
その時誰かが言った。
 
「あ、ブンブンさんだ」
 
 
ぶんぶんさん?
誰だそりわ。
 
私は一瞬、まーたβでどうのといった人間か、と過剰反応しそうになった。
しかしどうやらぶんぶんさんというのは、かのファミ通のライターらしい。
 
 
 
そういえばプレイ開始前に、各ワールドの情報収集をしていた頃(第一話参照
そんな書き込みを見た気がする。
 
そうカァ
ファミ通ライターカァ(´∀`)
 
私はなんだか少し嬉しくなった。
雑誌は読んでいなかったがちょっとしたミーハー心というやつだろうか。
 
 
Bunbun:say「すまん、邪魔っす」
 
両脇に避けず入り口で止まる人間をかき分け、彼は仲間と共に出て行った。
いつか一緒に遊ぶ事ができるかもしれない。
私はそんな淡い期待を抱いていた。
(後にそれは現実となるが……つづく)
 
 
 
そうこうしている内にアライアンスが完成。
いざ、バインドはどうなったのか、ボギーには勝てるのか、突撃だ!
さすがに一番近い西海岸とその隠し海岸は空いておらず、北東海岸へ。
 
とりあえず私は観察する事にした。
さてバインドは……
 
数秒しかもってない!?(゜口゜
ボギーはターゲットをを次々と変え、暴れまわる。
戦士が挑発するも、回復されないまま死んで行く。
白魔道士も次々と移るターゲットに、誰を優先していいのかわからないようだ。
 
 
私も観察している場合ではない雰囲気だ。
死ぬのを解っていて突っ込むしかないのか……。
 
空しい気持ちで突撃した私であったが、
無無和田の白・赤コンビが優先的に回復してくれていた。
おかげで、私は死ぬことなくボギーは沈んだ。
おおう、魔道士の知り合いができていて良かった(´д`)
 
 
何度もボギー狩りを続ける中、じわじわとコツが解ってくる。
 
削り役である黒魔道士が気兼ね無く攻撃できるように
戦士が盾となり、敵の攻撃をひきつける。
決まった人が攻撃を食らう事で、白魔道士は回復に迷う事が無くなる!

 
……これだ。
 
我ながらなんて鋭いんだろう(´∀`)
FF11というのはこうやって役割分担をして協力していくRPGなんだ!
 
 
しかし気付いたのはいいものの、一般的にはまだ集団における役割どころか
挑発をしない、ケアルをしないが珍しくない世の中。
サービス開始から一月に満たない時期である。
私自身も漠然と感じただけでうまく説明できず、死者は絶えなかった。
 
 
しかしそんな中、ついに私はブツを手に入れた。
長かった……。
一時はもう無理かと思ったものだ。
これでケアルもファイアも思いのまま!?(*゚∀゚)=3
 
ウハウハする私をよそに、何故か称賛の声が少なかった。
皆疲れ始めてきているのだろうか……。
あまり気にしすぎても仕方が無いので鈍感力を開放した。
 
 

 

 

 
 
今日の狩りは終わり、ブツを手にした私はマウラへ凱旋。
同時にMMORPGとしての醍醐味を垣間見た気がして満足していた。
明日からは知り合いが取れるまでがんばろう、そう意気込んでいた時
アライアンスリーダーのタル黒が言った。
 
タル黒 「ボギーの攻略法を思いつきました」
取巻き1 「おお!」
取巻き2 「さすがタル黒さん^^」

 
 
お?
自分以外にも感じた人がいたらしい。
うまく整理できていない私の変わりに説明してもらえるとありがたい!
 
 
 
タル黒 「まず、戦士さん達には壁となって死んでもらいます」
 
 
 
( ゚д゚)
 
 
 
 
タル黒 「その間に僕達黒魔道士で倒します。協力して頑張りましょう」
取巻き1 「はい;;」
取巻き2 「それしかありませんね^^;」

 
 
 
(゚д゚)
 
 
 
 
タル黒 「LS持ってるんで、欲しい人は言ってね」
一同「・・・」
 
 
 
タル黒 「いないようですね」
 
 
そりゃそうだ。
 
LSメンバーらしい取巻き以外、誰一人食いつかず
皆"お疲れ様"していった事が印象的だった。
あの2人はサクラか?サクラなのか!?
タル黒の名前が思い出せないのが残念である。
 
 
 
さぁ、いよいよSJゲットだ!
解散後、私は意気揚々とNPCにトレードする。
 
 
シーン
 
 
……おかしい。
反応が無い。
再びトレードするが無視しやがる。
 
何だ!?
バグかっ!?
私はアイテムを見直した。
 
 
 
野兎の尻尾
 
 
ダルメルの唾液
 
 
反魂樹の根

 
 
 
うん、合っている。
合って……
 
 
!!!!(゜口゜
 
 
 
反魂樹の根だってえええええああああああああ
 
 

ロット合戦に勝ち、カバンに入ってきた時には歓喜した。
 
……そう。
血染めの衣と完全に勘違いしていた。
通りで取得時に称賛が少なかった訳だ。
根っこも中々のレアモノで、クエスト用にずっと欲しかったため……つい……。
 
 
なんてこった。
思いっきり"取ったヤツの余裕"な振る舞いをしていた。
嗚呼……恥ずかしい。
しのう(´д`)
 
 
チームプレイに対する希望、勘違いによる落胆、それでいて嬉しくなくもない。
そんな微妙な感情をめぐらせながらログアウトしていく馬鹿者がいた。
サンドリア戦士Umemo、レベル18の春だった。
 
つづく
                         次回、第11話 決着の時


 

↑(屮゚Д゚)屮 ・・・・・・・
テーマ:FINALFANTASY XI - ジャンル:オンラインゲーム




続きキター!
待ってたんです(*´ワ`)
昔はすごい大変だったんですねぇ…
私はセルビナで済ませました。サレコーベは確に大変でした(;´д`)

【2007/03/16 03:12】 URL | めいぷる #-[ 編集]
続きキター(゚∀゚)+++
反魂樹の根・・・!!!

会社でフイチャッタ!!
【2007/03/16 10:19】 URL | しゃけ #GCA3nAmE[ 編集]
>「ゴブリンを狩る事がPOP条件」

これって風説だったんですか!Σ(゚Д゚)
今まで信じてましたよ(笑)

反魂樹の根も、あの頃はレアでしたもんねー
でも笑いましたw。
【2007/03/16 11:44】 URL | カッパ #-[ 編集]
>めいぷるサン
まいどっ!
プレイ人数が想定外だったようで(´ー`)
まだまだ序の口・・・
 
>しゃけサン
見つかって有害サイト指定されませんように!
マギラワシイヨネ
 
>カッパサン
グールはゴブリンの白骨化した姿だったんですね!
身長伸びてるYO!!
【2007/03/17 00:13】 URL | うめも #-[ 編集]














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