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第5話 この国はもうダメだ※              ◆最初から
 
 
 
2002年6月x日。
 
 
タルライン2002
 

これは・・・私の目の錯覚なのだろうか。
 
タルタルだ。
見渡す限りのタルタルだ・・・!
 


・ 
 
時を遡る事十数分前。
 
祖国からの脱出を図った私は、マウラへ向かう船の上にいた。
始めて乗った船の感動は今でも忘れない。
本当に潮風を受けているような感覚。
流れる景色、賑わう人々。
皆それぞれどんな理由でマウラに向かっているのだろう。
 
観光、冒険、帰国。
目的は無く、ただ船旅を満喫している人もいるかもしれない。
新天地への期待で、先ほどまでの失望感が消えていく。
 
 
もうLSには期待せず、自分1人で異国の地で生きていくんだ!
などと自分に酔っていると、LSから妙な一言が聞こえた。
 
  
リーダー:「幽霊船に気をつけてね^^;」
 
 
・・・幽霊船?
 
何やら船での移動中、稀にモンスターを連れた船に襲われる事があるらしい。
 
 
とは言え、まだ乗船一回目だ。
いきなり最初から襲われるような事は無いだろう。
根拠は無いがきっとそうだ。
 
 
 
・・・この思考はフラグというヤツなのだろうか。
先ほどまで晴れていた空が段々曇ってきた。
音楽が止んだような・・・
 
 
ズンドコズンドコ・・・
 
 
ハッ(゜口゜
音楽が変わった・・・ま、まさか・・・
 
私は周囲を見回す。
 
 
!!
 
別の船がこちらに横付けしようとしているッ!!?
 
 
その様子をLSに報告する。
 
リーダー:「早く逃げた方が・・・」
 
 
よし、逃げ・・・ってどこへ。
周りは海だ!!
 
そうやってモタモタしていると骨が甲板に出現。
走り回って逃げる人、応戦する人・・・。
清々しい旅の雰囲気は一転、船上は修羅場と化す。
 
 
バカな・・・私の輝ける新生活への第一歩が・・・
決意を胸に国を出た私の立場が・・・
 
おめおめとサンドリアのHPに逆戻りなんていやだああああああああ
そんなん興醒めやがな!!
 
 
 
オタオタしていたその時。
 
誰か:say「船室の中へ逃げれば大丈夫」
 
 
おおお、そうなのか!
私は扉を開け転がり込む。
が、今まで応戦していた人間まで船の中へ逃げ込んできた。
 
 
うおおおおい!
追ってきてるよ!!
 
私は階段を下り、船倉の奥にまで逃げる。
同様に隅っこでガクブルしている人々がいたので一緒にガクブル。
xxxは、助けを求めている!
いや無理だ!!
というか見つかったらこっちにこないでくれ!
 
 
それはまるで、満員のシェルターに逃げ込もうとする人を拒むような光景。
諦めて死んで貰わなければ被害が拡大するだけなのだ。
 
 
 
しばらくして静かになった。
終わったのだろうか。
細心の注意を払いながら扉を開け、階段を上がる。
どうやら一応、骨は外に出たようだ。
 
甲板への扉を開くと、まだ骨はうろうろしていた。
誰かが言った。
 
「みんなでやってみようか?」
 
 
 
お断りシマス。
おのれ・・・どうあっても祖国脱出を阻むつもりか。
おらはただ無事にマウラに行きたいだけなんだよおあああああ
 
そうしている内に、もうすぐマウラに到着とのアナウンスが流れた。
助かった・・・。
 
 
到着と同時に、桟橋に山積みになる死体。
当然、レイズなんて誰も使えない。
私は段々と風化して消えていく死体の山をしばらく眺め、船着場を後にした。
 
 


・ 
 
 
そんなわけで足を踏み入れた他国!
そこはサンドリアではありえない光景ばかり。
サンドリアでは
エルエルエルヒュムヒュムエルヒュムヒュムエルエルヒュムタルエルヒュムエr
・・・という惨状であったが
ここ、マウラではそれの逆転現象が起きていた。
ミスラなんて種族までいる!
 
 
嗚呼・・・どれもこれもカワエエ・・・カワエエのお・・・(*´∀`*)
ここは天国じゃ・・・
優しい音楽がまたイイ・・・
 
 
私はマウラの街を散策しながら、しばらくタルタルウォッチングを楽しむ。
この街でもサポートジョブ取得クエ目的の人々が集まり始めており
時々shoutが聞こえる。
 
そういえば、勢いにまかせ身一つで出てきたものの
どこで受けるのか調べていなかった。
更に、どうやって人を集めようか。
知り合いも全くいなければ、私は他国の人間だ。
サンドリア人だからといって迫害されたりはしないだろうか。
 
 


Umemo「あのぉ~すいません、ボクも仲間に入れてもらえませんか?」
  タルタル「良いタルよ~^^ ・・・ってこいつサンドリア人タル!」
  ミスラ「ヨソ者とは組めないにゃ~」 
 
 
・・・なんて事になったらどうしよう。
嗚呼恐ろしい。
 
私は何から始めていいかわからず、ぼーっと前方のタルタルを眺めていると
先程は2人だったのが3人、4人と段々増えていく。
 
 
!?
 
周辺にいたタルタル達が・・・!?
 
 
気がつけば、何故かタルタルは一列に並んでいた。
タルタルという種族は集団になると一列に並ぶ習性があるようだ。
私は思わず、そこで初めてのSSを撮ってしてしまった。
もうすっかりこの国の虜だ。
 
 
 
さて。
とりあえず今日の所はログアウトするとしよう。
私はモグハウスを探した。
・・・が、見当たらない。
 
こいつぁヤバイ。
私はモグハウスでログアウトしないと不安で仕方が無い病だった。
家を失ったような、帰る場所が無くなったような、
そんな不安がこみ上げてくるからかもしれない。
 
 
マァ・・・忘れ物も取りに帰らなきゃいけないしね(;´∀`)
等と自分に言い訳しながら再び船着場へ戻る、国を捨てたはずの戦士。
 
 
しかしその帰りの船で、私は微笑ましい3人のタルタルと出会う。
 
後にも先にも超える者はいない、最高級のタルタル達と。
 
 
つづく
                  次回、第7話 伝説のタルタルトリオ



 

↑(屮゚Д゚)屮 ・・・・・・・
テーマ:FINALFANTASY XI - ジャンル:オンラインゲーム




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【2006/12/27 14:13】 | #[ 編集]
>○シサン
ありがとうございますっ
あの時代を生きた人にしか
伝わらないかナァと思いつつやってます(´∀`)
一応メインコンテンツなので記憶が消失するまでは!
心の中といわずどうぞ実際につついてくださいヽ(`Д´)ノ
【2006/12/28 00:17】 URL | うめも #qarLSIT6[ 編集]
このSS!!!!
私が今でも所属してる、FFはじめて最初にもらったLSの
もう引退してしまった人(タル)が映ってる・・・(つд・)
【2006/12/28 01:13】 URL | ほじ #T29vHoOw[ 編集]
タルタルは集まると横に並ぶ・・・何でですかね?w並んじゃいますね(*´д`*)

初心者の頃の色々な体験って忘れないですよねぇ・・・何もかもに驚いてた頃、初めての○○など、強くないけど冒険してます!って感じが今よりもずっとあったように思います。
続きが楽しみです^^
【2006/12/28 21:24】 URL | dahliar #-[ 編集]
>ほじサン
どの人ダロウ(´ー`)
奇跡的にPS2HDDに残っていたSS群をサルベージしてみた!
誰かさんに貰ったり・・・
 
>dahliarサン
稀に応用で縦列する時もあるようです(´∀`)
「慣れ」や「定番」の登場が最大の敵ですねぃ・・・
周りにとらわれない行動をするのがオススメです(゜口゜
【2006/12/29 01:34】 URL | うめも #qarLSIT6[ 編集]














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